スプリンターズステークス2022の結果・動画をまとめた記事です。2022年のスプリンターズSの着順は1着:ジャンダルム、2着:ウインマーベル、3着:ナランフレグとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2022年10月2日(日) | 4回中山9日 | 15:40 発走
第56回 スプリンターズステークス(GI)芝・右 1200m
Sprinters Stakes (G1)
2022年・スプリンターズステークスの動画
2022年・スプリンターズステークスの結果
1着:ジャンダルム
2着:ウインマーベル(クビ)
3着:ナランフレグ(3/4馬身)
4着:ダイアトニック(クビ)
5着:ナムラクレア(アタマ)
6着:エイティーンガール
7着:トゥラヴェスーラ
8着:マリアズハート
9着:シュネルマイスター
10着:ファストフォース
11着:ヴェントヴォーチェ
12着:メイショウミモザ
13着:タイセイビジョン
14着:メイケイエール
15着:テイエムスパーダ
16着:ラヴィングアンサー
勝ちタイム:1:07.8
優勝騎手:荻野 極
馬場:良
レース後のコメント
1着 ジャンダルム(荻野極騎手)
「いい枠を引けたし、課題のスタートもこなしてくれた。道中、最後の直線もスムーズに運べました。(この日、前残りが多かったのは)頭にありました。手応え通りしっかり伸びて、最後もしのいでくれました。(後続の追い上げは)雰囲気は感じていましたが、ジャンダルムの力を発揮することでいっぱいでした。ジャンダルム、関係者に感謝の気持ちでいっぱい。より気を引き締めて、技術を磨いていきたいです」
(池江泰寿調教師)
「元々スプリント能力は高いと思っていましたが、デイリー杯2歳Sを勝ってホープフルSも2着となり、これはクラシックを目指さなくてはいけないと考えました。距離が長かったようで、この馬には可哀そうな事をしてしまったと思っています。今年オーシャンSを勝ち、高松宮記念を勝ちたいと思って使い、当然中山は得意なので秋はこのスプリンターズSを目標として考えていました。レースは良い形になったと思いましたが、後ろから来ていましたから、ゴール板を過ぎるまで勝利は確信できませんでした。お母さんはこのレースの勝ち馬で、史上初の母仔制覇となったわけで、そういう物語を作ることの一翼を担えたことは、良かったと思っています。もう7歳なので、今後はいかに種牡馬としての価値を高めてあげられるか、レースの選択も限られるのですが、馬の状態を第一にして、オーナーの意向もありますので、来週後半には次のことが分かるかと思います。デビュー前からビリーヴの息子ということで、多くのファンに応援して頂いたのですが、中々大舞台に立てず、結果を出せずに皆さんに悔しい思いをさせていましたが、これで皆さんに恩返しができたかなと思います。応援して頂いて本当に感謝しています」
2着 ウインマーベル(松山弘平騎手)
「いい状態で厩舎の方もここまで持ってきてくれましたしよく頑張ってくれました。3歳だしまだ成長途中でこれからが楽しみです。着差が着差だけに悔しいですけど、レースとしては一つ前のポジションが取りたかった」
3着 ナランフレグ(丸田恭介騎手)
「スタートしてすぐ接触して思っていたより一列になってしまいました。それでも進路を見つけて伸びてくれたし力のあるところを見せてくれた」
4着 ダイアトニック(岩田康誠騎手)
「ゲートを出過ぎてしまって番手は良かったんだけど、その後の並びが悪かった。それでも止まらず走っています」
5着 ナムラクレア(浜中俊騎手)
「今の中山は内が強い。並び的に内に入るのは難しかった。きょうは枠や展開に左右されるレースだった」
6着 エイティーンガール(秋山真一郎騎手)
「いい枠でしたしプラン通りでしたが、流れに乗りすぎてしまってその分脚が使えなかった」
7着 トゥラヴェスーラ(鮫島克駿騎手)
「上位に来ているしあの枠やコースを考えても頑張っている。もう少しうまく立ち回りたかった。力はあるし流れひとつ」
8着 マリアズハート(菊沢一樹騎手)
「1200メートルは初めて乗りましたがリラックスして走れていました。枠がきつかったですがいい脚は使っていますよ」
9着 シュネルマイスター(横山武史騎手)
「距離は忙しかったですし、前が止まらない馬場でした。それでも陣営もうまく調整してくれていましたが、直線の不利もきつかったですね」
10着 ファストフォース(団野大成騎手)
「やりたかった競馬はできました。あの相手でしたし前回の疲れが抜けきっていない印象でした」
11着 ヴェントヴォーチェ(西村淳也騎手)
「いいスタートが切れて人気馬を見ながら競馬ができて、このメンバーでよく頑張っています」
12着 メイショウミモザ(丹内祐次騎手)
「内をロスなく立ち回ってこられたし直線の立ち上がりではオッと思いましたが、そこから弾けきれませんでした」
13着 タイセビジョン(福永祐一騎手)
「追走していても引っ張るところがなかったし、初めて乗りましたが見どころがありませんでした」
14着 メイケイエール(池添謙一騎手)
「いつもの感じだったし所々でスイッチが入るところもあったけどスタート前にはおさまっていました。運びに関しては問題なかったです。中2週ぐらいしか…。1番人気に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいです」
15着 テイエムスパーダ(国分恭介騎手)
「駐立はいつも通りでゲートの出方も普通に出たけど少しダッシュがつかなかった。ハナを取るのに脚をつかって苦しくなった」
16着 ラヴィングアンサー(石坂公一調教師)
「自分の競馬に徹して追いつけなかった」
勝ち馬プロフィール
ジャンダルム(Gendarme)牡7/黒鹿毛 池江 泰寿(栗東)
父:Kitten’s Joy 母:Believe 母父:Sunday Silence
馬名の由来:アルプス山脈の名峰「アイガー」の絶壁の名