宝塚記念 2018のデータ・枠順の情報です。2018年・宝塚記念のデータは枠順別や脚質別、種牡馬別データなど多くの情報を掲載しています。さまざまな情報から宝塚記念での激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!
2018年6月24日(日) | 3回阪神8日 | 15:40 発走
第59回 宝塚記念(GI)芝・右 2200m
Takarazuka Kinen (G1)
目次
枠順
「宝塚記念」の枠順が発表されました。
一昨年の有馬記念以来のG1制覇を狙うサトノダイヤモンドは2枠3番、今年の宝塚記念で連覇を狙うサトノクラウンは5枠9番、昨年の菊花賞馬・キセキは8枠16番、香港からの刺客・ワーザーは7枠13番に入った。
2018年・宝塚記念の出走予定馬・予想オッズに関する記事を公開しました。記事には注目馬ピックアップや参考レースも書いております。
・【宝塚記念2018】予想オッズ・出走予定馬/春のグランプリを制すのは
宝塚記念 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。宝塚記念の出走登録は16頭。出走予定馬にはサトノダイヤモンドやサトノクラウンなどが名を連ねています。香港馬が参戦するなど楽しみなメンバーでの一戦。春のG1を締めくくる馬は?
データ
2018年・宝塚記念のデータです。
黄色はいいデータ、赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。
枠順別データ
(過去20年)
宝塚記念で好成績を残している枠は20年で8勝を挙げる「8枠」。
圧倒的な勝率を誇り、ここ5年連続で勝ち馬を輩出している。
他には3着が多く、複勝率が3割を超える「1枠」もピックアップしておきたい。
逆に成績が良くないのは「6枠」と「7枠」。
6枠は【5-0-0-35】と勝つか大敗かの極端な成績。買うなら頭で。(今年の6枠はかなりの穴馬。頭で来たら大波乱だが…。)
7枠は唯一複勝率が1割を割り込んでいる。
要注意だ。
〇・1枠、8枠
- ステファノス
- ノーブルマーズ
- ゼーヴィント
- キセキ
×・6枠、7枠
- サイモンラムセス
- タツゴウゲキ
- ワーザー
- スマートレイアー
脚質別データ
(過去20年)
逃げ・先行馬の活躍がかなり目立つ。
4角を5番手以内で通過した馬が2008年以降の3着以内馬の半数以上を占めるなど、とにかく前に行かないとよほどの力がないと勝負にならない。
しっかり逃げ・先行馬を注意しておこう。
種牡馬別データ
(阪神競馬場の芝2200mで行われた過去5年)
宝塚記念が行われる阪神芝2200mを特に得意としている種牡馬は「キングカメハメハ」。
キレよりパワーが求められるコースのようだ。
今年はミッキーロケットのみがキングカメハメハ産駒。
注目しておこう。
他には複勝率・複勝回収率が高い「ディープインパクト」もチェックしておきたい。
〇・種牡馬別での好データ馬
- ミッキーロケット(キングカメハメハ)
- ステファノス(ディープインパクト)
- サトノダイヤモンド(ディープインパクト)
- ヴィブロス(ディープインパクト)
- スマートレイアー(ディープインパクト)
- ゼーヴィント(ディープインパクト)
年齢別データ
(過去10年)
宝塚記念で馬券になったのは4歳から6歳の馬たちが占めている。
7歳を超える馬たちの出番は過去10年で1度もない。
馬券になってきた4歳から6歳の中では5歳馬が特に成績がいい。
馬券の半数近くは5歳馬が占めている。
〇・5歳馬
- ノーブルマーズ
- サトノダイヤモンド
- ミッキーロケット
- ストロングタイタン
- ヴィブロス
- ゼーヴィント
×・7歳以上
- ステファノス
- アルバート
- サイモンラムセス
- ワーザー
- スマートレイアー
馬体重別データ
(過去10年)
馬体重別でみるとそこまで大きな偏りは見られない。
気にする必要はなさそうだ。
調教後の馬体重
JRAが発表した宝塚記念に出走する馬の調教後に計測した馬体重です。
二桁を超える大きな増減はストロングタイタン(+14kg)、アルバート(+15kg)、ダンビュライト(+20kg)、サイモンラムセス(+14kg)、ゼーヴィント(+14kg)となっています。
調教後の馬体重の時点で前走より馬体重を減らしている馬はワーザー(-19kg)。
ワーザーは昨年の香港カップや今年の香港ゴールドカップ(ともに475kg、ちなみに調教後の馬体重は454kg)と比べてもかなり馬体を減らしています。
ここからレースまでに変動があると思いますので、当日の馬体重にもご注目ください。
性別別データ
(過去10年)
宝塚記念でも「夏は牝馬」の格言は健在。
2013年以降は毎年必ず1頭は牝馬が3着以内に入っている。
良く穴をあけているので軽視は禁物だ。
〇・牝馬
- ヴィブロス
- スマートレイアー
所属別データ
(過去10回)
阪神競馬場で開催されている影響があるのか関西馬が複勝率では一歩リード。
それでも勝率などは関東馬の健闘が目立つ。
前走のレース別データ
(過去10年)
前走のレース別ではG1組と前哨戦の鳴尾記念組が活躍している。
強い相手と戦ってきたG1組と、宝塚記念に向けて順調に前哨戦を使ってきた鳴尾記念組を優位に取りたい。
〇・G1&鳴尾記念組
- サトノダイヤモンド
- ミッキーロケット
- ストロングタイタン
- アルバート
- ダンビュライト
- サトノクラウン
- ヴィブロス
- スマートレイアー
前走の着順別データ
(過去10年)
宝塚記念では【6-7-7-43】と多くの馬が前走1着から3着に入った、前走好走馬だった。
前走6着以下から巻き返している馬もいるが、これはG1で大敗した馬たち。
格下のレースで負けた馬は厳しい。
〇・前走1着~3着
- ノーブルマーズ
- ストロングタイタン
- パフォーマプロミス
- ヴィブロス
- サイモンラムセス
×・前走G1以外で6着以下
- ステファノス
- タツゴウゲキ
- ワーザー
- ゼーヴィント
- キセキ
出走馬の阪神芝コース相性データ
(複勝率5割以上)
宝塚記念が開催される阪神芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
中でも特に阪神芝コースを得意としているのは【6.1.0.3】と6勝しているスマートレイアー。
重賞を2勝するなど抜群の相性を示している。
今回が阪神芝コースが初めてという馬はワーザーとゼーヴィントの2頭。
〇・コース相性
- ステファノス
- ノーブルマーズ
- サトノダイヤモンド
- ミッキーロケット
- ストロングタイタン
- パフォーマプロミス
- タツゴウゲキ
- スマートレイアー
- キセキ
人気別データ
(過去10年)
宝塚記念での1番人気は【2.4.2.2】。勝率の20%は物足りないが、複勝率は80%とかなり安定している。
馬券の軸に据えたくなる数字だ。
ただ、その他の人気は分散傾向にあり、特に近年は人気薄の好走も多く見られる。
12番人気以下では辛いが、極端な人気薄でなければ多くの馬にチャンスがあると考えたい。
2018年・宝塚記念の追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。
・【宝塚記念2018】追い切り/抜群の動きを見せたのは
宝塚記念 2018の追い切り・コメントの情報です。宝塚記念に出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
データから導かれる注目馬
上記のデータから宝塚記念で注目したい三頭はこちらだ。
ヴィブロス・5歳牝馬
13戦4勝 [4-4-0-5]
父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
馬名の由来:ギリシャの地名より
前走:ドバイターフ・2着(4番人気)
(鞍上予定:福永祐一)
今年の宝塚記念の出走馬の中で最初に取り上げたいのは「ヴィブロス」だ。
牝馬の好走歴が多い宝塚記念で父ディープインパクトなのも心強い。
他にも前走のレースや年齢、前走の着順でも好データを獲得している。
国内外のG1を制している女傑ヴィブロス。
ドバイの競馬ファンを驚かせた力で2つ目の国内G1制覇を目指す。
ミッキーロケット・5歳牡馬
21戦4勝 [4-6-0-11]
父:キングカメハメハ
母:マネーキャントバイミーラヴ
母父:Pivotal
馬名の由来:冠名+ロケット
前走:天皇賞春・4着(9番人気)
(鞍上予定:和田竜二)
前走天皇賞春で4着の「ミッキーロケット」も楽しみな一頭。
父キングカメハメハは阪神2200mを特に得意としており、その成績はディープインパクトを上回る。
ミッキーロケットは他にも年齢や前走のレース、コース相性でも馬名が挙がった。
天皇賞春では見せ場十分の4着。
復調気配の今ならG1でも。
ゼーヴィント・5歳牡馬
12戦4勝 [4-3-1-4]
父:ディープインパクト
母:シルキーラグーン
母父:ブライアンズタイム
馬名の由来:潮風(独)
前走:目黒記念・6着(3番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
好枠を手にした「ゼーヴィント」も目が離せない。
8枠は20年で8勝を挙げるラッキーゲート。
ここ5年は8枠の馬が優勝するなどかなり勢いがある。
他にも種牡馬や年齢でも加点を得た。
宝塚記念が叩き3走目となるゼーヴィント。
穴ならこの馬か。
危険な人気馬
上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。
パフォーマプロミス・6歳牡馬
13戦6勝 [6-2-2-3]
父:ステイゴールド
母:アイルビーバウンド
母父:タニノギムレット
馬名の由来:約束を果たす
前走:目黒記念・3着(1番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)
G1初出走ながらかなり上位人気が予想される「パフォーマプロミス」に危険信号が灯った。
ステイゴールド産駒は宝塚記念こそ成績がいいものの、阪神2200mというコース適正が決して高いわけではない。
さらに前走目黒記念組は複勝率6%と相性が悪い。
過度な期待は危険かもしれない。
- オークス カンタービレ 13着(7番人気)
- 日本ダービー ステルヴィオ 8着(6番人気)
- 安田記念 リスグラシュー 8着(6番人気)
- エプソムカップ スマートオーディン 12着(6番人気)
- 函館スプリントステークス ワンスインナムーン 8着(2番人気)