宝塚記念2019の結果・動画をまとめた記事です。2019年の宝塚記念の着順は1着:リスグラシュー、2着:キセキ、3着:スワーヴリチャードとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2019年6月23日(日) | 3回阪神8日 | 15:40 発走
第60回 宝塚記念(GI)芝・右 2200m
Takarazuka Kinen (G1)
2019年・宝塚記念の動画
2019年・宝塚記念の結果
1着:リスグラシュー
2着:キセキ(3馬身)
3着:スワーヴリチャード(2馬身)
4着:アルアイン(2馬身)
5着:レイデオロ(3/4馬身)
6着:ノーブルマーズ
7着:スティッフェリオ
8着:クリンチャー
9着:エタリオウ
10着:ショウナンバッハ
11着:マカヒキ
12着:タツゴウゲキ
勝ちタイム:2.10.8
優勝騎手:D.レーン
馬場:良
レース後のコメント
1着 リスグラシュー(D.レーン騎手)
「気持ちは最高です。仕上りが完璧な馬に乗せていただき、厩舎スタッフには心から感謝しています。とくにかく素晴らしいです。スタートが良く、ハナを切っていくかどうか考えましたが、流れや展開でこの位置(2番手)でいいと判断しました。結果も良かったので、この判断で良かったと思います。直線に入ったところでは、後ろにすごい能力の高い馬がたくさんいることは分かっていました。それを意識してはいましたが、リスグラシューも手応えが良かったので自信はありました。この素晴らしいレースに参加できて、それと同時に大勢のお客さまの前で乗れたことと、応援していただいていることを心から感謝したいと思います。”アリガトウゴザイマス”(日本語で)」
(矢作芳人調教師)
「びっくりするくらい強かったです。ゲートをしっかり出てほしいと伝えていましたが、まさか2番手につけていくとは思っていませんでしたし、ジョッキーの好判断です。香港を2度経験し、馬が非常に強くなってます。秋はアメリカのBCなら、フィリー&メアターフと思っていましたが、この強さならターフでもいいと思います。またオーストラリアのコックスプレートも今回のような競馬ができたらいいと思います。オーナーサイドと相談になりますが、いずれにせよ海外に挑戦することになると思います」
2着 キセキ(川田将雅騎手)
「自分の競馬はできていると思います。3着以下を突き放していますし、勝ち馬が強かったですね。返し馬でもお客さまの期待を感じましたし、結果それに応えられず申し訳ありません」
3着 スワーヴリチャード(M.デムーロ騎手)
「勝った馬の後ろで進めましたが、いつも通り最後はジリジリでした」
4着 アルアイン(北村友一騎手)
「前走のときのように3~4コーナーで手応えがありませんでした。1ハロン長かったのか、内側が少し緩い馬場がこたえたのか分かりません。とにかく勝負どころでグッと来るものがなかったです。力があるのは確かなのですが……」
5着 レイデオロ(C.ルメール騎手)
「馬は良かったです。内の狭いところで馬場も緩くて、加速ができませんでした。馬場が合わなかったのかもしれません」
(藤沢和雄調教師)
「予定通りのポジションでしたが、流れに乗っただけで、脚を使えませんでした。この後は放牧に出します」
6着 ノーブルマーズ(高倉稜騎手)
「今回は外めの枠からスピードに乗れず、馬場に脚をとられていました。体力を温存し、終いには来ています。去年のように内で脚をためられていれば良かったのですが」
7着 スティッフェリオ(丸山元気騎手)
「馬込みは大丈夫でした。今回は初めて向正面でずっと右手前で走っていました。これから強いメンバーと戦って、経験を積んで力を付けてほしいです」
8着 クリンチャー(三浦皇成騎手)
「4コーナー先頭のイメージでレースをしましたが、一流馬を相手に自分から動いていけませんでした。これを使って良くなるでしょうし、次はチャンスだと思います」
9着 エタリオウ(横山典弘騎手)
「調教は良かったけど、レースでは全然進んでいきませんでした。(進んでいかないのは)気が悪いからではなく疲れているからではないのでしょうか」
10着 ショウナンバッハ(吉田豊騎手)
「道中は良い感じでしたが、ペースが上がったところでついていけませんでした」
11着 マカヒキ(岩田康誠騎手)
「馬場を気にしているのか、進んでいかない感じでした。3~4コーナーでいいところに出したらスッと行きましたが、踏ん張りが効かない感じでした」
勝ち馬プロフィール
リスグラシュー(Lys Gracieux)牝5/黒鹿毛 矢作 芳人(栗東)
父:ハーツクライ 母:リリサイド 母父:American Post
馬名の由来:優美な百合(仏)。母名より連想
リスグラシューは昨年のエリザベス女王杯以来のG1制覇となった。