七夕賞 2018のデータ・枠順の情報です。2018年・七夕賞のデータは枠順別や脚質別、種牡馬別データなど多くの情報を掲載しています。さまざまな情報から七夕賞での激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!
2018年7月8日(日) | 2回福島4日 | 15:45 発走
第54回 七夕賞(GIII)芝・右 2000m
Tanabata Sho (G3)
目次
枠順
「七夕賞」の枠順が発表されました。
七夕賞当日が誕生日の戸崎騎手が騎乗するサーブルオールは5枠6番、前走の福島民報杯を制したマイネルサージュは5枠5番、京都新聞杯以来の重賞制覇を狙うプラチナムバレットは1枠1番、昨年の七夕賞で2着に入っているマイネルフロストは3枠3番に入った。
2018年・七夕賞の出走予定馬・予想オッズに関する記事を公開しました。記事には注目馬ピックアップや参考レースも書いております。
・【七夕賞2018】予想オッズ・出走予定馬/重賞制覇の願いを込めて
七夕賞 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。七夕賞の出走登録は12頭。出走予定馬にはサーブルオールやキンショーユキヒメが名を連ねています。福島の地で重賞制覇の願いをかなえる馬は?
データ
2018年・七夕賞のデータです。
黄色はいいデータ、赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。
枠順別データ
(過去20年)
七夕賞で好成績を残している枠は「4枠」。
複勝率が唯一3割を超えている。
複勝回収率も200%を超えており、かなりの信頼度と言える。
単勝・複勝回収率がともに100%を超えている「1枠」も要チェックだ。
逆に成績が良くないのは「7枠」と「8枠」といった外目の枠。
複勝率も2割に届かず、単勝・複勝回収率も50%に届いていない。
不振が目立つ。
〇・1枠、4枠
- プラチナムバレット
- メドウラーク
×・7枠、8枠
- バーディーイーグル
- レイホーロマンス
- マイネルミラノ
- シルクドリーマー
脚質別データ
(過去20年)
明らかに逃げ・先行が有利な数字となっている。
早めに仕掛けても粘りこめるような脚質が合っているようだ。
種牡馬別データ
(福島競馬場の芝2000mで行われた過去5年)
福島芝2000mを特に得意としている種牡馬は「ステイゴールド」。
様々な距離で1位に立つディープインパクトを抑えて勝ち数1位となっている。
今年の七夕賞にはステイゴールド産駒は2頭。
どんな走りを見せてくれるか。
他には複勝率が高い「ハービンジャー」や「ブラックタイド」もチェックしておきたい。
〇・種牡馬別での好データ馬
- ワンブレスアウェイ(ステイゴールド)
- マイネルミラノ(ステイゴールド)
- マイネルサージュ(ハービンジャー)
- サーブルオール(ハービンジャー)
- レイホーロマンス(ハービンジャー)
- マイネルフロスト(ブラックタイド)
年齢別データ
(過去10年)
七夕賞では4歳馬の活躍が目立つ。
頭数が少ないとはいえ複勝率4割は立派。
10年で5勝を挙げている5歳もしっかりチェックしておきたい。
7歳以上となると勝ち星ゼロ。
複勝率もかなり低く、押さえても紐程度にしておこう。
〇・4、5歳馬
- プラチナムバレット
- キンショーユキヒメ
- サーブルオール
- ワンブレスアウェイ
- レイホーロマンス
×・7歳以上
- マイネルフロスト
- メドウラーク
- バーディーイーグル
- マイネルミラノ
- シルクドリーマー
前走の馬体重別データ
(過去10年)
前走の馬体重別でみると510kgを超える大型馬が苦戦傾向にあるようだ。
パワーよりスピードが求められる条件なのだろう。
※下に馬名が上がっているのは前走の馬体重の数字で掲載しています。当日の馬体重を見極めてください。
〇・510kg未満
- プラチナムバレット
- マイネルフロスト
- メドウラーク
- マイネルサージュ
- サーブルオール
- ワンブレスアウェイ
- バーディーイーグル
- レイホーロマンス
- マイネルミラノ
- シルクドリーマー
負担重量別データ
(過去10年)
七夕賞はハンデ戦なのでやはり負担重量は気になるところ。
データで見てみると思いのほか軽斤量馬が馬券に絡んでいないのが分かる。
55kg以上が8勝しており、あまり軽量馬に気を取られると危険。
良く馬券に絡んでいるのは57kgの馬たち。
10年で6勝は立派な数字だ。
〇・57kg
- プラチナムバレット
- マイネルフロスト
- マイネルミラノ
×・52kg以下
- パワーポケット
- レイホーロマンス
所属別データ
(過去10回)
関西馬の強さが目立つ。
10年の内8年は関西馬が優勝している。
〇・関西馬
- プラチナムバレット
- キンショーユキヒメ
- メドウラーク
- レイホーロマンス
前走が“国内のレース”だった馬の、そのレースでの4コーナーの通過順別データ
(過去10年)
前走の4コーナー通過順別のデータを見てみたい。
4コーナーの通過順が「3番手以下」だった馬が圧倒的に強い。
七夕賞自体は先行馬が活躍しているレースではあるが、前走で先行していた馬は評価を下げておこう。
〇・4コーナーの通過順が「3番手以下」だった馬
- プラチナムバレット
- キンショーユキヒメ
- メドウラーク
- マイネルサージュ
- サーブルオール
- ワンブレスアウェイ
- パワーポケット
- バーディーイーグル
- レイホーロマンス
出走馬の福島芝コース相性データ
(複勝率5割以上)
七夕賞が開催される福島芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
中でも好成績なのは3戦していずれも連対を果たしているマイネルサージュだ。
今回が福島芝コースが初めてという馬はプラチナムバレット、サーブルオール、パワーポケット、シルクドリーマーの4頭。
〇・コース相性
- キンショーユキヒメ
- マイネルフロスト
- マイネルサージュ
- ワンブレスアウェイ
人気別データ
(過去10年)
七夕賞の1番人気は【3-1-2-4】と一時の連敗続きからは脱し、連対率40%、複勝率60%と上々の成績。
その他では7番人気が【2-1-2-5】の好成績を残しているところに注目したい。
ここ5年の優勝馬は5番人気以内と、近年は人気薄が1着を取るまでには至っていない。
2018年・七夕賞の追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。
七夕賞 2018の追い切り・コメントの情報です。七夕賞に出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
データから導かれる注目馬
上記のデータから七夕賞で注目したい三頭はこちらだ。
プラチナムバレット・4歳牡馬
9戦3勝 [3-1-2-3]
父:マンハッタンカフェ
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
馬名の由来:プラチナの弾丸
前走:都大路ステークス・14着(1番人気)
(鞍上予定:岩崎翼)
今年の七夕賞の出走馬の中で最初に取り上げたいのは「プラチナムバレット」だ。
多くのデータでプラチナムバレットの馬名が挙がったが、やはり4歳馬という点が大きい。
複勝率4割なのはとても心強い。
他にも枠順や斤量、前走の馬体重などでも馬名が挙がった。
前走の大敗はレース中に発症した左前ハ行が原因とのこと。
まともに走れば上位争いは必至だ。
サーブルオール・5歳牡馬
12戦5勝 [5-2-1-4]
父:ハービンジャー
母:モンローブロンド
母父:アドマイヤベガ
馬名の由来:金の砂(仏)。母名より連想
前走:エプソムカップ・4着(3番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)
3度目の重賞挑戦となる「サーブルオール」も楽しみな一頭。
ハービンジャー産駒はこのコースを得意としており、楽しみが広がる。
他にも年齢や前走の馬体重、前走の4コーナーの通過順などでもサーブルオールの名前が挙がった。
鞍上の戸崎騎手は七夕賞連勝中。
さらに7月8日は戸崎騎手の誕生日。
鞍上の勢いを味方に。
マイネルサージュ・6歳牡馬
26戦6勝 [6-3-3-14]
父:ハービンジャー
母:サオヒメ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+賢い(仏)
前走:福島民報杯・1着(5番人気)
(鞍上予定:津村明秀)
福島コースを得意としている「マイネルサージュ」も注目の一頭。
これまで福島では3戦して【1-2-0-0】とパーフェクト連対を果たしている。
さらには種牡馬や前走の馬体重、前走の4コーナーの通過順でも加点を得た。
前走の福島民報杯では鮮やかな差し切り勝ちを見せた。
再現なるか。
危険な人気馬
上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。
マイネルミラノ・8歳牡馬
47戦8勝 [8-4-4-31]
父:ステイゴールド
母:パールバーリー
母父:Polish Precedent
馬名の由来:冠名+鳶(西)
前走:エプソムカップ・11着(14番人気)
(鞍上予定:田辺裕信)
正直そこまで上位人気にならないと思うが「マイネルミラノ」に危険信号が灯った。
外枠、8歳馬、関東馬、前走の4コーナーの通過順でマイナス評価を受けた。
叩き2走目となる七夕賞だが、データ面では厳しい情勢だ。
- 安田記念 リスグラシュー 8着(6番人気)
- エプソムカップ スマートオーディン 12着(6番人気)
- 函館スプリントステークス ワンスインナムーン 8着(2番人気)
- 宝塚記念 パフォーマプロミス 9着(4番人気)
- CBC賞 アサクサゲンキ 4着(3番人気)