天皇賞秋2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年の天皇賞秋の着順は1着:ドウデュース、2着:タスティエーラ、3着:ホウオウビスケッツとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年10月27日(日) | 4回東京8日 | 15:40 発走
第170回 天皇賞秋(GI)芝・左 2000m
Tenno Sho Autumn (G1)
2024年・天皇賞秋の動画
ジョッキーカメラ
2024年・天皇賞秋の結果
1着:ドウデュース
2着:タスティエーラ(1-1/4馬身)
3着:ホウオウビスケッツ(1/2馬身)
4着:ジャスティンパレス(クビ)
5着:マテンロウスカイ(クビ)
6着:ベラジオオペラ
7着:ソールオリエンス
8着:レーベンスティール
9着:ステラヴェローチェ
10着:ニシノレヴナント
11着:ノースブリッジ
12着:キングズパレス
13着:リバティアイランド
14着:ダノンベルーガ
15着:シルトホルン
勝ちタイム:1:57.3
優勝騎手:武 豊
馬場:良
レース後のコメント
1着 ドウデュース(武豊騎手)
「めちゃくちゃうれしいです。腹をくくってラストの脚を、というレースを考えていました。ペースは遅かったけど、これしかないかな、と。(直線は)届いてくれ、という気持ち。ものすごい末脚で、ドウデュース本来の末脚で大丈夫だと思いました。ものすごく強い馬ですが、いつもいつも勝てるわけではなく、自分もうまくエスコートできないこともあった。今回は絶対に結果を出さなきゃいけない、と強い気持ちで乗りました。ドウデュースの本当の力を出すことができて改めてうれしいですし、いいラストシーズンにしたいなと思います」
(友道康夫調教師)
「勝って、改めてこの馬が一番強いのだという気持ちになりました。武豊騎手とはレースについての話はせず、状態についてだけ伝えました。今年はドバイと宝塚記念を使いましたが、その時は馬っけやイレ込みがありました。今回は装鞍所からパドックまですごく落ち着いていることは伝えました。夏を牧場で過ごしてこちらに戻ってきた時は、普段はやんちゃなところがあるのですが、本当に落ち着いていて大人になったのかなと感じました。レースはこのメンバーにしては流れが遅いかなと思い、後方2頭目の位置で大丈夫かなと思っていました。4コーナーで外に出した時には、なんとか届くのではないかと思って見てました。この馬は来年から種牡馬になることが決まっているので、まだ勝ったことのない2000mでGIを取れたことはすごく大きなことだと思います。次はジャパンカップを目指してやっていきたいと思います。今年は海外から強豪がやってくるようなので、日本代表として頑張りたいと思います。また応援をよろしくお願いします」
2着 タスティエーラ(松山弘平騎手)
「スタートもよくいいリズムで走れて、あと少しでした。勝ち馬の決め手に負けました。いい馬にもう1度チャンスをもらえたのに結果出せず悔しいです。力は示してくれました」
3着 ホウオウビスケッツ(岩田望来騎手)
「理想通りの競馬。多少力んだが、力のある馬。上位2頭はダービー馬。これからの馬なので、またリベンジしたいです」
4着 ジャスティンパレス(坂井瑠星騎手)
「調教よりも返し馬の雰囲気は良かったが、ゲートで出られるタイミングがなくポジションが後ろになった。道中は感じ良く、一発勝負に行ったんですが、結果的には下げて外に出した方が良かったかもしれません」
5着 マテンロウスカイ(横山典弘騎手)
「馬はよく頑張った」
(松永幹夫調教師)
「人気以上にやれると思って挑んだけど、このメンバー相手に本当に頑張ってくれました。内枠を引いた時点でああいう競馬になるかなと思っていたが、最後はスペースを見つけてしっかり脚を使ってくれました。いい競馬だったと思います」
6着 ベラジオオペラ(横山和生騎手)
「すごく頑張ってくれました。状態は先生やスタッフさんも言っていたように、本調子じゃないのかなと感じさせる返し馬でした。その中でも、しっかりスタートを決めて逃げた馬の後ろで運んで、勝負にいっての6着。本当に頑張ってくれました。次に向けてこのまま無事ならいいなと強く思います」
7着 ソールオリエンス(横山武史騎手)
「雨が降ってほしかったけど、そのあたりの運も含めての競馬なので仕方ありませんね。馬は古馬になっての成長を感じました。なので、ゲートも出てくれると思っていましたが、それにしても2000メートルでこれだけのいいポジションで運べたのは、想像以上にいい競馬をしてくれました。最後はしっかり脚を使ってくれているし、メンバーも強かったですが着順ほど負けていないので、これからが楽しみです」
8着 レーベンスティール(C.ルメール騎手)
「やっぱり外枠が厳しかった。折り合いはしっかりと我慢できたけども、このペースだし後ろからでは勝った馬以外は大変だった。それでも精いっぱい走ってくれたし、またトライしたい」
9着 ステラヴェローチェ(佐々木大輔騎手)
「このペースでもちょっと力みが取り切れなかったです。その中でしまいは伸びてくれていますが、直線で少し不利も受けました。それがなければもう少し伸びていたんじゃないかなと思います」
10着 ニシノレヴナント(田辺裕信騎手)
「もともとゲートは出ない上にこの枠なので、流れに乗っていくのは厳しいかもしれないと思っていました。久々の2000メートルでこの時期のG1は時計も速くどれだけついていけるのかと思ったのですが、向こう正面で、スタートで置かれた分はしっかり取り返せました。直線も思ったより脚をよく使ってくれていました。メンバーが強くこの着順だけど、何頭か有力馬を負かしてきたし、しっかりこの馬にあった条件が整えばチャンスはあると思います」
11着 ノースブリッジ(岩田康誠騎手)
「つっかけてしまった。そのぶん、態勢が悪くなり前にいけなかった。イメージとしては逃げるくらいのつもりだったんだけど…」
12着 キングズパレス(A.シュタルケ騎手)
「道中がスローで思ったような競馬ができなかった。追ってからは反応してくれたが、もっと流れてほしかった」
13着 リバティアイランド(川田将雅騎手)
「返し馬の雰囲気も良く、4角までは抜群の手応えで来たのですが、これだけ動けなかったのは初めてです」
14着 ダノンベルーガ(C.デムーロ騎手)
「1コーナーで接触する不利はあったけど、道中は折り合いがついていた。最後に反応がなかったのは休み明けのせいかもしれないが、この馬に乗るのが初めてで分からない」
15着 シルトホルン(大野拓弥騎手)
「逃げた馬の後ろでリラックスして、上手に走れていました。この経験が生きてくれればと思います」
勝ち馬プロフィール
ドウデュース(Do Deuce)牡5/鹿毛 友道 康夫(栗東)
父:ハーツクライ 母:ダストアンドダイヤモンズ 母父:Vindication
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)