チューリップ賞2022の結果・動画をまとめた記事です。2022年のチューリップ賞の着順は1着:ナミュール、2着:ピンハイ、3着:サークルオブライフとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2022年3月5日(土) | 1回阪神7日 | 15:35 発走
第29回 チューリップ賞(GII)芝・右・外 1600m
Tulip Sho(Japanese 1000 Guineas Trial) (G2)
2022年・チューリップ賞の動画
2022年・チューリップ賞の結果
1着:ナミュール
2着:ピンハイ(1-1/2馬身)
3着:サークルオブライフ(クビ)
4着:サウンドビバーチェ(クビ)
5着:ウォーターナビレラ(3/4馬身)
6着:ルージュスティリア
7着:ラリュエル
8着:オーソレミオ
9着:ルピナスリード
10着:ツッチーフェイス
11着:ステルナティーア
12着:シークルーズ
13着:ジャマン
14着:スプリットザシー
中止:アンジェリーナ
勝ちタイム:1.33.2
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
レース後のコメント
1着 ナミュール(横山武史騎手)
「賞金的に権利(優先出走権)を取らないといけないなかで、よく頑張ってくれました。正直、馬の力だけで勝つことができた。僕的には悔いが残るレースでした。スムーズという競馬ではありませんでした。前走でも負けて強しの内容でしたし、調教の感触から柔らかさは一級品だと思っていたので、(この馬が)勝ったことに不思議はありません。どれだけ成長してくれるのか、楽しみです」
(高野友和調教師)
「4コーナーを回るときは〝ヤバい〟と思いましたが、直線で何とか外に出せた後は馬の力が見られました。ゲートももう大丈夫だと思います。小さくてもGⅠを勝つ馬はいますけど、この馬はもう少し頑強な感じになれると思う。まだ芯がしっかりしていないぶん、今日も少しのことでフラフラしたりもしていたので、次までにしっかりつくっていきます。現状でこの競馬ができたのは本当に馬の素質の高さですね」
2着 ピンハイ(高倉稜騎手)
「出脚はこんなものです。3コーナーまでのリカバリーは馬のリズムで行けました。勝負根性があることを頭に入れて、外を回るよりもスペースを狙って行って期待通り走ってくれました。強い相手に先着できましたし、評価できると思います」
3着 サークルオブライフ(M.デムーロ騎手)
「よく頑張りましたが、久々のレースのせいかレース前はピリピリした感じでゲート内でイライラしていました。内の馬が残る馬場なのでポジションを取りにスタートで前へ出して行って、道中も早めに動いて行く形になりました。直線はジリジリした感じになりましたが、1回レースを使って変わると思います」
4着 サウンドビバーチェ(石橋脩騎手)
「前走はゲート裏でテンションが高かったんですが、きょうは落ち着いて歩けて精神状態が違いました。道中リズムよく走れて、直線も自分のタイミングでギアを上げて行けました。もう少しでしたが、やっぱりいい走りをしますね」
5着 ウォーターナビレラ(武豊騎手)
「新しいレースをしてみました。馬群でもひるむことなく、それが分かったのは収穫でした。ミルコの馬(サークルオブライフ)がもたもたして仕掛けが遅れたけど、ラストもきているし、次に向けていいレースだったと思います」
6着 ルージュスティリア(岩田望来騎手)
「ゲートを上手く出してあげることができませんでした。最後に良い脚で6着まで来ています。スタートに悔いが残ります」
7着 ラリュエル(川田将雅騎手)
「4角の出口ではいい雰囲気でした。着順はここですが、精いっぱいの走りをしてくれました」
8着 オーソレミオ(横山和生騎手)
「一瞬、先頭に立つ感じもありました。1600メートルもこなしてくれましたが、距離はもっとあってもいいと思います。これから楽しみです」
9着 ルピナスリード(池添謙一騎手)
「勝ち馬と一緒のポジションにいましたが、切れ味勝負になりましたからね。まだ細いし緩いので、これからですね」
10着 ツッチーフェイス(小沢大仁騎手)
「ゲートを出て一歩目は出たのですが、スピードに乗れず道中は力んでいました。それでも最後までしっかり走りました。もう少し長い距離でゆったりした競馬ができる方が力を出せると思います。2戦目でよく頑張っています」
11着 ステルナティーア(福永祐一騎手)
「1,2着馬と同じ並びに行けて、4コーナーまでは悪くなかったのですが、追い出してから反応がありませんでした。不可解です」
12着 シークルーズ(三浦皇成騎手)
「外枠でロスのある競馬になりました。府中の左回りの方が力は出せそうです」
13着 ジャマン(松山弘平騎手)
「跳びの大きな馬で、包まれると良くないので、自分の競馬をする形でハナに行きました。外の枠から内を見ながら行く形の方が良かったと思います」
14着 スプリットザシー(団野大成騎手)
「前走は馬群で良くない格好をしていました。きょうはスタートを出たらハナも考えていましたし、極端な競馬をしましたが、道中かかって脚がなくなりました」
勝ち馬プロフィール
ナミュール(Namur)牝3/鹿毛 高野 友和(栗東)
父:ハービンジャー 母:サンブルエミューズ 母父:ダイワメジャー
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想