ヴィクトリアマイル2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年のヴィクトリアMの着順は1着:ソングライン、2着:ソダシ、3着:スターズオンアースとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年5月14日(日) | 2回東京8日 | 15:40 発走
第18回 ヴィクトリアマイル(GI)芝・左 1600m
Victoria Mile (G1)
2023年・ヴィクトリアマイルの動画
2023年・ヴィクトリアマイルの結果
1着:ソングライン
2着:ソダシ(アタマ)
3着:スターズオンアース(3/4馬身)
4着:ディヴィーナ(1馬身)
5着:サウンドビバーチェ(1-3/4馬身)
6着:ロータスランド
7着:ナミュール
8着:ナムラクレア
9着:ステラリア
10着:ルージュスティリア
11着:アンドヴァラナウト
12着:スタニングローズ
13着:サブライムアンセム
14着:ララクリスティーヌ
15着:イズジョーノキセキ
16着:クリノプレミアム
勝ちタイム:1:32.2
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
レース後のコメント
1着 ソングライン(戸崎圭太騎手)
「人気馬が前にいて、それを見る格好になって、直線はいい反応をしてくれました。スタートは気にしていたんですが、うまく出てくれた。(林)先生とは位置取りは外を走りたいと話していたのですが、流れで内に入り込んでいって、馬場が緩くても、きちんと走ってくれた。(想定は)外だったんですけど、馬場もこなしてくれていたし、手応えもあったので、内を(そのまま)選択しました。(接戦だったが)最後は出てくれたかなと思いました。(ヴィクトリアマイル3勝目は)たくさん勝たせていただけているなというイメージはあります。ソングラインは強い能力はもっているのはわかっていたので、ここで1着取れたことをうれしくおもいます」
(林徹調教師)
「素晴らしいメンバーのレースで差してきて、改めて強さを感じました。交わしたかという時は何と言ったらいいか、頭が真っ白になりました。サウジアラビアで皆さんに申し訳ないレースをして、何とか巻き返さないといけないと思っていて、運動量を増やすなど祈るような思いでした。自分で体を仕上げるタイプで、きっちり仕上がりました。5歳になって心身ともにどっしりとしてきて、プラス体重も許容範囲でした。ゲートはまず出てくれて良かったです。馬場傾向は外差しだと思っていましたが、内をすくったので祈るような思いで見ていました。ジョッキーは3週連続で乗って手応えを感じていましたし、とにかく良いレースができました」
2着 ソダシ(D.レーン騎手)
「結果は別にして理想の競馬ができた。外から好スタートでリズム良く運べた。途中、流れが緩んでも折り合いがついていたし、直線に入ってからも手応えが良く、勝ち負けはあると思った。スターズオンアースが外に見えていたが、内からソングラインにやられてしまった。馬は全て出し切ってくれた」
(須貝尚介調教師)
「相手を褒めるしかないよね。ベストポジションから運んで外から来た馬は抜かせなかったからね。ソダシはよく頑張ったよね。ゲートまでもおとなしかったし、それは収穫。これだけ休んだことも初めてだから」
3着 スターズオンアース(C.ルメール騎手)
「ゲートから出して、ポジションを取りに行った。道中はソダシに付いて行って、最後は反応してくれたけど、この距離での瞬発力の差。上位2頭はマイルのスペシャリストだから。でも、この馬のパフォーマンスは出せました。距離は2000メートルから2400メートルがいいと思う」
4着 ディヴィーナ(M.デムーロ騎手)
「とてもリズムが良く、直線に向いて勝ったと思った。馬が(自分で)前を捕まえに行ってくれた。外を回った分か、思ったほど伸びなかったけど凄く頑張ってくれた。小柄だけど能力が高い」
5着 サウンドビバーチェ(松山弘平騎手)
「スタートが良く、リズム良く運べました。ただ、馬場が渋った分、走りづらそうでした」
6着 ロータスランド(辻野泰之調教師)
「これという逃げ馬がいなかったので、ジョッキーの頭のなかにも逃げるのはあったと思う。いいペースで逃げられて、追ってからも反応してくれた。あわやという競馬で、力を出し切ってくれた」
7着 ナミュール(横山武史騎手)
「不完全燃焼でした。舞台は良かったけど向正面であんな不利を受けては走る馬も走れません」
8着 ナムラクレア(浜中俊騎手)
「東京のマイルは、GIだとこの馬には厳しい条件です。直前の雨の影響もあったと思います。そんな中でもよく頑張ってくれました」
9着 ステラリア(団野大成騎手)
「1600メートルが久々だったので、どうかな、と思っていたが、流れに乗れました。このメンバーで、周りも速いので後ろからになると思ったが、手綱を抱えたまま回ってこられて、脚を使ってくれました」
10着 ルージュスティリア(川田将雅騎手)
「とてもリズムよくソダシの後ろから運べて、精いっぱいの走りでした」
11着 アンドヴァラナウト(吉田隼人騎手)
「スタートはいつもより出た方だが、二の脚がつかなかった。直前の雨でキックバックも飛んでくる状態で、コンディションが最後に悪くなってしまった。ここ何戦か雨に泣かされていて、いい武器を生かせるコンディションだったらよかったんですが」
12着 スタニングローズ(坂井瑠星騎手)
「行き脚がつかなくて、後手後手になってしまいました。最後までしっかり走っていますが、この馬の持ち味を生かせませんでした」
13着 サブライムアンセム(三浦皇成騎手)
「ゲートの駐立ですね。落ち着きはあったが、周りのガタガタという音を拾ってしまって、いいスタートを切れませんでした。ペースももう少し流れてほしかった。最後は脚を使って伸びてくれたんですが…」
14着 ララクリスティーヌ(菅原明良騎手)
「いい位置で運べたんですが、形が定まらなくて、ずっとハミを取って、力んで走っていました。ペースが上がった時に気持ちが切れてしまって、いつもの脚を使えなかった。パンパンの馬場の方がいいタイプ」
15着 イズジョーノキセキ(岩田康誠騎手)
「今日は不利があったからね。前回より今回の方が気持ちが入っていたが、入りすぎていたかも」
16着 クリノプレミアム(松岡正海騎手)
「向こう正面でごちゃついてぶつけられて、リズムを崩してしまった。今日は参考外です」
勝ち馬プロフィール
ソングライン(Songline)牝5/青鹿毛 林 徹(美浦)
父:キズナ 母:ルミナスパレード 母父:シンボリクリスエス
馬名の由来:オーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡