弥生賞2025の結果・動画をまとめた記事です。2025年の弥生賞ディープインパクト記念の着順は1着:ファウストラーゼン、2着:ヴィンセンシオ、3着:アロヒアリイとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2025年3月9日(日) | 2回中山4日 | 15:45 発走
第62回 弥生賞(GII)芝・右 2000m
Yayoi Sho (Deep Impact Kinen)(Japanese 2000 Guineas Trial) (G2)
2025年・弥生賞の動画
2025年・弥生賞の結果
1着:ファウストラーゼン
2着:ヴィンセンシオ(クビ)
3着:アロヒアリイ(クビ)
4着:ミュージアムマイル(1馬身)
5着:ガンバルマン(ハナ)
6着:アスクシュタイン
7着:マイネルゼウス
8着:レディネス
9着:ベストシーン
10着:ジュタ
11着:クラウディアイ
12着:ナグルファル
13着:ブラックジェダイト
14着:ロードガレリア
勝ちタイム:2:01.3
優勝騎手:杉原 誠人
馬場:良
レース後のコメント
1着 ファウストラーゼン(杉原誠人騎手)
「作戦としては前回がうまくいったし、同じようにできればと思っていたんですけど。ペース緩んだところで積極的に動いて行けて、この馬を信じて最後まで持ちこたえてくれるだろうと思いながら追ってました。本当に頑張り屋さんで、長くいい脚を使ってくれますし、中山の舞台もすごく向いていると思いますし、とにかく無事に行ってほしいと思います」
(西村真幸調教師)
「スタートはちゃんと練習していて、練習ではうまくいっていたんですけどね。出てくれなかった。まくってもいけるなと思っているのは、この馬にスタミナがあるから。思い切っていけ、と言っていた。まあBプランではありましたけど。(宮崎俊也)オーナーに初G1をなんとか勝たせたいという思いがあるので、プレゼントできるようにしたい。オンとオフがハッキリしている馬で、スイッチが入ると気性の激しいところを出す。今日も最後に勝負根性を見せてくれた。ゲートはこれからも練習していく。身体全体の成長はどんどんしてくれると思う。身体がしっかり成長すれば、スタートも出ると思う。まだ能力だけで走っている。ちゃんと完成して2、3番手が取れれば、あんなリスクを負うことがない。(皐月賞も)引き続き杉原でいきます」
2着 ヴィンセンシオ(C.ルメール騎手)
「いい競馬をしました。大きな馬でこういう馬場は大変でしたが、今日はプラス10キロでしたし、いいステップレースができたと思います」
(森一誠調教師)
「逃げは選択肢の1つでした。重い馬場はベストの条件ではないのに、しっかりと最後まで集中を切らさずに走った。力を出してくれた。勝てていれば良かったですが。こういう馬場で走ったので疲労の度合いを見ながら今後のレースを見極めたいです。気持ちの強さが長所でもあるのですが、装鞍の時に気持ちが入りすぎていた。そういう中で一段落ち着いて走れるようになればさらに上の舞台でもやれると思います」
3着 アロヒアリイ(横山和生騎手)
「レース前にこうなるかなという難しさは出ましたが、力は出し切れたと思います。荒削りな競馬をさせましたが、ここまで走ってくれました。これで良さと悪さが明確になりました。次のレースが楽しみです」
(田中博康調教師)
「鞍上もいろいろプランを考えてくれたけど、難しい競馬になってしまいました。まだトモもしっかりしていないし、コーナーもすごくふくらむし、走りの質が悪い。でもその中であそこまで来てくれた。体力がある。この世代でもやれると思います。次については未定です」
4着 ミュージアムマイル(幸英明騎手)
「直線での手ごたえは良かったです。しかし、最後は同じ脚になりました。今日は馬場が重く、良馬場の方が良かったです」
5着 ガンバルマン(原優介騎手)
「調教の時から良くなっていると感じて、密かに出走権を取れたらと思っていました。最後は伸びそうで伸び切れませんでした。折り合いはついて、距離は延びてもいいと思います。惜しかったです」
6着 アスクシュタイン(横山武史騎手)
「スタートは出ました。折り合いが難しく、前に壁を作りながら運びました。スローな流れからペースが速くなったところでついていけませんでした。成長に期待したいと思います」
7着 マイネルゼウス(津村明秀騎手)
「このメンバーを相手に頑張っています。内が空いていたので一発狙って潜り込んでいきました。こういう馬場が得意じゃなかったのかも。自己条件に戻れば力を出せると思います」
8着 レディネス(昆貢調教師)
「キャリアの浅さが出た。きれいな馬場で勝った馬なので、タフな馬場がこたえていた」
9着 ベストシーン(田辺裕信騎手)
「スムーズに行けたんですが、重賞では荷が重かった。距離も少し長いかもしれない」
10着 ジュタ(丹内祐次騎手)
「いい感じで行けていたんですけどね。少し4コーナーで、ごちゃつきました」
11着 クラウディアイ(鮫島克駿騎手)
「前のポジションを想定していたけど、1コーナーの入りで内から主張してくる馬が多数いて2列引く形になりました。まくってくる馬もいて位置が下がってしまったけど、動きのあるレースのなかでジッとしていたので、脚を使えるかと思ったんですが、使えなかったです。まだこれからの馬ですね」
12着 ナグルファル(川田将雅騎手)
「馬場の影響で、うまく進むことのできない競馬になってしまいました」
13着 ブラックジェダイト(佐々木大輔騎手)
「ゲートを速く出られるようになりましたし、出していって壁のないところでの折り合いもつきました。いいレースができたと思います。ただ、このクラスに入ると非力なので、徐々にステップアップしてくれればいいですね」
14着 ロードガレリア(戸崎圭太騎手)
「前に行く作戦でしたが行けなかったし、馬場もこたえていた。もう少し力をつけてからですね」
勝ち馬プロフィール
ファウストラーゼン(Faust Rasen)牡3/鹿毛 西村 真幸(栗東)
父:モズアスコット 母:ペイシャフェリス 母父:スペシャルウィーク
馬名の由来:人名より+芝(独)。芝の魔術師